急性胃腸炎
【概要】
急性胃腸炎は、犬や猫でよくみられる病気の一つです。原因はさまざまですが、中毒・誤食・アレルギー・感染症・腫瘍・胃腸以外の内臓の異常、炎症・ストレスなどがあげられます。また、原因が特定できないことも少なくありません。症状としては、嘔吐や食欲不振、流涎、軟便・下痢、腹痛が出ることが多いです。
【診断】
病歴や稟告の聴取、身体検査を行い病気を絞り込んでいきます。また、血液検査やレントゲン検査や超音波検査などの画像検査を組み合わせることもあります。
【治療】
嘔吐や下痢、食欲不振によって脱水が起きている場合は皮下点滴を行います。軽度な症状であれば、飲み薬のみお出しすることもあれば、中程度以上であれば症状によって、胃薬や制吐剤、下痢止め・整腸剤の注射や飲み薬を処方します。
【当院における取り組み】
症状の程度や、食欲の有無、身体検査によって、各種検査を勧めたほうが良いか・どういった治療を行ったほうがよいかを飼い主様と相談しながら診療をすすめていきます。また、食事内容についても、食べられる種類や内容など、指導させていただくこともあります。
【通院・入院の予測】
軽度であれば、通院・入院は不要となることが多いです。中程度以上でも、ご自宅でお薬が飲める、食欲があるようであれば通院・入院は不要ですが、お薬が飲めなかったりするようであれば症状が落ち着くまで1~2日ごとの通院治療をおすすめいたします。また、重度であれば入院・通院治療が必要になるケースもありますが、入院・通院期間はおよそ2~5日程度かかることもあります。
【費用の予測】
軽度でお薬のみ処方する場合には、およそ3000円程度かかります。中程度以上で点滴や注射を行う場合は5000~7000円程度かかります。また、検査を行う場合は5000~15000円程度かかります。重度で入院治療が必要な場合だと、入院期間にもよりますが、10000~50000円程度かかることもあります。なお、この費用は一般的な場合の予測であり、動物の状態により異なる可能性があります。費用に関しては、診療された獣医師と詳しくご相談ください。